NYダウの暴落で日経平均も二月五日、六日の二日間で二千円下落し翌日は急反発という乱高下。その動きは世界中の市場へ伝播しました。

理由はアメリカの利上げ懸念。利上げを急いだら駄目ですよ、という警告をFRBの新議長パウエルさん、そして黒田日銀総裁に市場が届けたのです。さらに米大統領と安倍首相、両者へ経済対策の確実な実施を促したとも理解できます。

そもそも米国金利が上がることなど周知の事実で、何を今さらなのです。年内二回の利上げはもう織込んでいたはず。いくら好景気の米国でも、それ以上の利上げができるとは思えません。まして日本の金融緩和までが終わるという見立ては行き過ぎです。

金利が上がるのはそれだけ景気が良いからです。インフレを警戒と言いますが、日本は2%程度の物価上昇を目指しているのです。間もなく好業績を織り込み直す動きが再開され、結局、この下落は絶好のバーゲンセールだったとなるでしょう。トランプ就任以降、日米ともに株価上昇が急だったのですが、一気に割高感が解消されました。【のび太】