株式コラム・304 弱気過ぎる市場

 いつものことですが株価が下がってくると弱気が台頭してきます。特に日本はバブル崩壊の傷を何十年も引きずった経験から、一旦相場が崩れたら、永遠に駄目だという気分になるのでしょうか。

「これは終わりの始まりだ」なんて小説のような表現が大手経済紙にまで載っているのですから、投資家は怖くて手が出ませんよね。

株式投資は、悪い材料が出回って大きく下落したときが一番の買い時です。みんなが不安に思うほど、多分あなた自身も不安に思っている今こそ買うときなのです。

日経平均二万一千円は今の企業業績からはほとんど説明できません。日銀がいきなり利上げ宣言し、為替が百円を割り込む円高になり、世界経済も落ち込み、来期は増益見込みから一転減益へ。そこまで想定するのなら売りです。まだ下がるでしょう。

仮にそういう事態になったとしても、株式投資の魅力は、どんな状況でも銘柄選択ができることです。円高や金利高が諸悪の根源のようですが、それでメリットを享受する企業も沢山あるのです。【のび太】