金融庁の現役トップが銀行経営に対して厳しい指摘をし、本になって発行されています。

銀行が苦しいのは、長引くゼロ金利によって利ザヤがなくなり本業で稼げないからです。日銀当座には余った預金385兆円が積まれています。ですから今の銀行マンは預金集めをしません。融資のお願いもしません。毎日、投資信託を売っています。預金を投信に移すことを預金者にお願いしているのです。

銀行の決算が例年と比較して遜色ないのは、これら手数料収入や保険販売による手数料、さらに株式や債券の売却益によるものです。

それに対し危機感を持った金融庁は、地域発展のために地場の企業を支えるよう求め、さらに手数料優先の商品販売を戒めています。

対して地方銀行は、地域密着の営業はすでに長年継続して実行している、しかし不良債権予備軍を増やすような融資はできない。手数料のない投信販売などビジネスではない、と思っています。もっと本音では、金利が上がり始めたら瞬間に全てが解決する、とも思っています。【のび太】