カナミックネットワークという会社が七月マザーズから東証一部上場を果たしました。

介護事業者向けのクラウドサービス提供会社で、設立して十八年です。ビジネスモデルの詳細はHPなどでお調べいただくとして、ここがおもしろいのは、見事なまでの同族会社であることです。

創業者で会長が父、副会長が会長の妻、社長が長男、常務が次男。株式も彼らが過半数を大きく超えて保有しています。しかし、家族が名前だけ役員になって給与を取っている、よくあるケースとは違います。各役員が専門性を持って役割を果たしており、そうでなければ厳しい上場審査が通ることなかったはずです。

売上十億円強、社員数七十名。役員と株主名簿には同族がズラリ。地方の中小企業でも、成長性あるビジネスモデルが描けたら、ジャスダックやマザーズはもちろん、一部上場ができることを示した例です。

株価は先の業績まで織り込んでいますが、会員数が順調に拡大しており、成長の継続性に確信が持てるからです。中小同族企業にエールを。【のび太】