米国トランプ大統領が、二千億㌦分の中国製品への関税を10%から25%へ引き上げると表明しました。市場は、この問題は大方決着したと受け止めていましたからサプライズで株価は下落です。

計算してみましょう。二千億㌦分のモノに対して上乗せされる率は15%、金額にして三百憶㌦。約三兆円です。決して小さい数字ではない。でも、この程度です。

第一弾、第二弾の引き上げの時、言葉はけんか腰でも、事務レベルでは影響が少ないように調整し、増税が回避されたモノもある。米国経済へ大打撃にはなりません。

輸入関税は、米企業が米政府に支払うもので海外流出ではありません。企業はその分を販売価格に上乗せするか、中国以外から部品や材料を調達するか、中国が値下げするかです。世界中が中国の不公正さに不満を持っており、これがトランプ流駆け引きだと知りながら、心理的に米国を応援したくなるのです。

今回の追加関税が本当に実行されたら、もう一回株価は下がり、その後、中身を見極めながら戻るのでしょう。【のび太】