株価の戻りが急激です。ほとんどコロナ前の水準に戻っています。日経平均は三月下旬に底を打った後、四月、五月の二か月はほぼ一貫して上がりました。マスコミが一日中、コロナ禍の不安を煽っていた時期、株価は上がり続けたのです。コロナ後を織り込む株価の先見性には脱帽します。

もう一つは日銀による買い支えです。日銀は、上昇中は決して買いませんが、下がったら買うぞというアナウンス効果は大きく、株の運用担当者は安心して相場に追随できるのです。

アベノミクス以来の継続買いで、上場企業の中には日銀が大株主になっている銘柄が沢山います。それ自体は何ら問題ありませんが、そんなに無理して中央銀行が市場にお金を入れなくても、自由な市場は勝手に将来の期待と不安を織り込むものです。市中には膨大な資金が出番のないまま下がるのを待って待機しています。

資本主義は価格形成を市場に委ねること。お上が関与しなくても割安なら誰かが買います。本当に駄目なときは日銀が買っても駄目です。【のび太】