チェコ出身の経済学者・セドラチェク氏が、コロナ禍でシャッター通りになった首都プラハの街を歩きながら、「観光客の罠にハマった。生き残るのは地元に根を張っているお店だけ」とNHKの番組でコメントしていました。

日本でもインバウンドで羽振りの良かったお店は、一瞬に売上が蒸発しました。それは「中国の罠」と言い換えられます。大量の商品を買い漁る中国人は彼ら自身が必ずしも商品の愛用者ではなく、多くは転売が目的。それでも売れればお店は繁盛し店舗拡大する。固定費が上がる。そこに来客が突然止まれば、残るのは膨らんだ固定費です。

世界中が中国の底無しの消費にすり寄った。小国は資金援助を受け、最後には港などインフラを差し押えられた。日本も同じ罠にハマっていたのです。

地元に根差す商売の原点は、毎日決まった数の団子を作り、お得意さんに売り切って終わり。団子を愛してくれるお得意さんがゆっくりと増えていく。そんなお店や会社は今後もしぶとく続くのでしょう。いろいろ気付かされました。【のび太】