新電力と呼ばれる会社と契約して電気料金を安くできた方おられますよね。なぜそんなことができるのでしょう。

中電、東電など電力各社は常に需要を上回る量を発電し、余った分は捨てているのですが、電力自由化で余剰分を市場(日本卸電力取引所)で売買できるようになりました。余った電力だから安い。それを買い工場や家庭に売るサービスを始めたのが新電力です。

ところがです。年明けからの寒波で事情が変わりました。除雪や暖房で電気が余らなくなったのです。電力各社はお互い電気を融通し合い、市場に出せるような余剰電気はほとんどありません。新電力は約束した家庭に電気を送るためにどうしても調達する。当然値段が跳ね上がる。寒波前より二十倍超の価格を付けることもあり新電力の経営が厳しくなっています。

これが新電力各社の株価が急落している理由です。結局は電力各社が支援することになりましたし、市場以外からの調達も取り組んでいます。寒波が終わればまた戻りますから心配には及びませんが。【のび太】