大事なのはあなたが保有している銘柄で、日経平均の予想など大して役に立たないでしょうが、参考までに225銘柄の利益から計算してみます。

コロナの影響を受けていない前期、日経採用銘柄のEPS(一株当たり利益)は一七〇〇円でした。日経平均の高値は二四〇〇〇円ですから14倍まで買われたわけです。コロナ渦の今期を無視してその前後で比べてみます。つまり前期と来期の比較です。

来期業績を思い切って10%増益、EPS一九〇〇円で計算します。この何倍まで買われるか。14,15,16、17くらいまでを掛けるとどうですか。三万円台達成も説明が付きますね。しかしまだ始まってもいない来期を、ここまで楽観的に織り込んでしまったことがスピード違反だったのです。

従って本当に10%増益できそうとの幅広い確信が生まれるまでは一進一退でしょう。確信に必要なのは米国と中国の景気回復、これしかありません。そのときは金利上昇も好材料になる。仮に達成困難なら三万円がピーク。見えるのはもう少し先です。【のび太】