大きな方向転換です。3月19日、日銀総裁が年間の株式(ETF)購入目標額6兆円を削除すると会見しました。

日銀のETF購入の目的は「株式のリスクプレミアムの拡大を止め、2%程度のインフレを実現させる」でした。要は、株価を上げて物価も上げるということです。

この8年間で確かに株価は上がりました。ゼロ金利導入も世界に先駆けた。でも物価は上がらない。2%インフレは達成できない。それでも掲げた目標をそのままに、株を買うことだけは止めるわけです。それでいいと思います。暴落する場面があれば果敢に介入する姿勢を示しておけば十分です。総裁の表情に安堵感が見えました。

会見では市場に配慮して「買い入れは減らさないし出口ではない」と答えましたが、誰が見ても今の株式市場で日銀が買い続ける理由はありません。会見後、株価は下落していますが、これもそれでいいと思います。割安になれば個人投資家が喜んで買ってくるでしょう。それが普通の市場です。買いそびれてる待機資金は豊富です。【のび太】