米投資会社アルケゴスとの取引失敗で日本の金融機関も大きな損失を被りました。この手の事件で必ず出てくる言葉がレバレッジ。その意味は、手持ちの資金千円なのに借金をして一万円分の馬券を買うことです。

この事件も普通にやれば平穏な取引でした。それがレバレッジによって増幅され、元本を超える損失が発生した。投資家はその損失を払い切れずに破産。相手側の金融機関は損金を回収できないでいる、という構図です。

憶えて下さい。ハイリスクな金融商品など存在しません。あるのはハイリスクな取引です。千円しかない人にとって一万円の馬券はハイリスクな取引、ということでしかありません。

ここで注意。ハイリスク取引は「危険な取引」ではない。この場合リスクは可能性です。損益と直してもいい。つまりハイ(高い)リスク(損益)とは、損するか儲かるかは五分五分、ただ損失が(利益も)かなり大きくなるかもしれないということです。

欲があれば、等身大を超える取引が個人でも簡単にできる、それが金融です。【のび太】