五月連休直前、ソニーが決算発表をしました。売上9兆円、純利益が過去最高の1兆2千億円。前期の2倍です。来期も増収増益見通し。そして翌日の株価は910円(8%)の大幅安で、その後も低調。株式市場ではよくある「織り込み済み」というやつです。

ある運用者は、ソニーはPER(株価が利益の何倍まで買われているかの指標)が高いときに買って、低いときに売らないとだめだ、と言います。業績が悪くなって利益が低くなるとPERは上がる。そのときが投資チャンス。逆に儲かってきたら売り。今回のように好業績という期待が現実として確認できたら相場は終わるのです。

ソニーの事業は、ゲーム、音楽、映画、各種製品、そして金融の五部門。「遊び」を提供する会社です。常に流行に振り回される。プレイステーション5が売れ、映画「鬼滅の刃」が大ヒットしても消費者はすぐに次を求める。決算発表は過去の結果でしかありません。継続的にヒットを生み出すソニーの力を信じるのであれば、この下げはチャンスでしょう。【のび太】