株式コラム・407 EB債にダメ出し

 金融機関が盛んに販売しているEB債。仕組みの説明は省略させて下さい。ちょっと複雑です。このEB債が、五月に金融庁の公表した報告書でメッタ切りされました。
 よくもこんな商品を投資家に売りつけるものだ、いい加減にしろよ。と、端的に換言すればそう言っているのです。その一端をどうぞ。
 【購入者は一般的な債券に抱くイメージとは異なるリスクを引き受ける。
 株式の代わりに購入する意義はない。
 クーポンは高いとの営業話法が用いられるが、放棄した値上がり益の価値に見合うほどの高いクーポンが設定されていない。
 高い手数料がリターンの悪さにつながっている。 
 取扱金融機関(販売会社もしくは組成会社)側から見ると短期間で収益を上げやすいため、回転売買させたがる】
 株価下落でノックイン、これは分かっている。しかしEB債の組成は一部の外資系証券が担っており、仕入販売する証券会社は通り一遍の仕組みは説明しますが、内在するリスクは理解できていないのです。