銘柄選択で最も大切なのは実は「好み」です。私たちは一日中銘柄に囲まれて生活しています。朝の歯暦粉は花王ですか、サンスターですか、それともライオンですか。

牛乳は明治、雪印、森永のどれかでしょう。化粧品は資生堂? 身に着ける服、靴、鞄は? 自動車はトヨタ? 家電製品は日立、NEC、松下? こうして誰も消費者として実に沢山の銘柄を選択しているのです。

その判断は「値段」や「好み」でしょう。株式投資も同じです。今の値段が高いか安いかを証券会社の営業マンはPERやPBRで計ります。しかし、好き嫌いは個人の問題です。

投資尺度として好みが大切なのは、嫌いな企業の株式を買って値下がりしたら普通以上に悔しい思いを味わうからです。

逆に好きな商品を製造している企業、尊敬できる経営者、あるいは息子さんが就職した企業なら長期保有になっても株主として応援する気持ちが芽生えます。それが株式投資の本来の姿です。【のび太】
2005年6月24日掲載