株式市場での個人投資家比率が30%強、これは外人に次ぐ勢力です。そのうち80%がネットを通じた取引で、彼らを「デイ・トレーダー」と称しますが、日に数百回の売買を繰り返す人を「ヘビー・トレーダー」という呼び方で区別します。翻訳すると「株式中毒患者」。
これ程個人の存在感が強くなったのに、個人の株式保有比率はたった20%で、十年前から全く増えていません。外人比率が3倍になったのとは対照的です。いかに保有をしていないが分かります。彼らにとって「動く株」が良い株で、パチンコの「出る台」を探す感覚と同じ、企業成長を応援する発想は皆無です。その企業が何をしているかは興味すらありません。彼らが飛びつく銘柄がネット関連企業ですが、最近では大型株も含め業種にとらわれず増々貪欲化しています。
稲穂を食べつくし別の場所へ移動する「いなご投資家」という別称が生まれました。いなごが群がっている時は近付かない、これだけでも相当なリスク回避です。【のび太】
2005年9月10日掲載