ライブドアの証券取引法違反やNY市場の急落をきっかけに、なぜ日本の関係ない企業まで売られるのでしょうか。それは「負の連想ゲーム」です。あわてん坊が、他の会社も決算を粉飾していないか、もっと悪い材料が出るのではないかと心配し過ぎたのです。  新興市場、IT、分割、企業買収など、少しでもライブドアを連想するものは売り対象になりました。本当に不思議な光景でした。 さらに、ここが株式市場の面白くも怖くもある部分ですが、憶測が憶測を呼び不安が増殖し、ついには六年ぶりの大暴落にまで広がっていったのです。 とたんに、今までがバブルだったとの声が聞こえてきますが、とんでもない。最近勢力を拡張している「ネット・トレーダー」は今回のような突発的な下げ相場は初体験、彼らの投げ売りが最大の下げ要因です。 忘れないで下さい。十八日、東証の全銘柄が売買停止にまでなった四百万件 (三十二億株)という取引は、殺到した「売り」と同数の「買い」によって成立したことを。 【のび太】
2006年1月27日掲載