日経平均は一万六千円付近での調整が長引いています。その原因とされているのが、1原油高、2円高、3金利高、4米国や新興国の株価下落です。しかし、こんなに多くの悪材料でもこの程度で踏み止まっていることに注目です。いずれも日本経済の強さを否定するものではないからです。確かに1は原材料の値段を上げて企業の利益を圧迫、2は輸出で受け取った外貨を円に直すときに不利になり、3は借入れの金利負担が増加します。
しかし、原油価格が青天井に上がり続けることはありません。まだ掘れば出るからです。もし百ドルを超えて上昇したら世界中で脱石油対策が加速して、価格は一気に暴落するかもしれません。
また、為替も金利も、その国の経済状態を無視して動くことはありませんし、円高、金利高で有利な場合もあるのです。昨年同様、この時期は海外ヘッジファンドの決算で売りが出やすく株価は調整します。
このように需給関係で売られ過ぎた場合は優良銘柄を買うチャンスです。【のび太】
2006年5月12日掲載