投資のヒント32 七十歳以上ですか?

銀行に投資信託などリスク商品の販売が認められて八年、預金を乗り換えさせる営業で販売を伸ばしてきましたが、トラブルも発生しているようで、都銀三行が新しい販売ルールを決めました。
いわく「元本割れの恐れのある商品を販売する際、七十歳以上の顧客には家族の同席を求め、商品説明を二回以上すること」さらにいわく「七十歳以上の顧客が保有する金融資産の中でリスク商品の占める割合を聞き、高いと判断したらそれ以上は売らない」  世間ではこういうのを「大きなお世話」と言います。関係者によれば、決めた本人たちも随分と乱暴な線引きと承知しつつ、数年で人事が異動する大手機関では営業員と顧客の間に継続した関係や家族との面識がなく、データ入力された顧客情報だけが頼り。一律に年齢で対応を決めざるを得ない、との説明。乱暴だと分かっているならもう少しマシなルールを作ればいい。こういうことは時間がたつと他に伝染するから厄介。「七十歳以上の顧客」の皆さん、窓口で御立腹なされぬよう。【のび太】
2006年8月25日掲載