投資のヒント38 日本株、独歩安

日本株、独歩安 世界の株式市場の中で日本株だけが独り下がり続けています。どうしたことでしょう。業績不振、優遇税制が来年で終了する、個人投資家が膨大な含み損を抱えているなどいろいろな原因が分析されています。それらは確かに不安材料に違いありませんが、ここまで世界で取り残される原因とは思えません。 問題はやはり安倍新政権への期待値の変化でしょう。発足早々に中国、韓国を訪問し評価されたのですが、株式市場が期待しているのは小泉前政権が自民党をぶっ壊してでも突き進んだ改革路線なのです。特に海外の投資家にとってあの「分かりやすさ」は投資に踏み切る大切な要素です。それが最近、心配な問題が出てきました。まず造反組の復党問題、これはやり方を間違えると旧体質への回帰というイメージを与えます。さらに、反対者は抵抗勢力だと見なされていた道路特定財源の一般財源化、にわかに道路族が活気ついているのも非常に気になります。もしこの上、郵政民営化の中身が骨抜きにされたら日本は投げ売りされます。
【のび太】
2006年11月25日掲載