投資のヒント41 トヨタの行方

一年前の「新春株初め」で御紹介した銘柄がトヨタ、みずほ、JFE、日通でした。年初に各銘柄を百万円ずつ合計四百万円投資していたら昨年末には六十万円の利益でした。もし日通だけを選らんでいたら10%のマイナスだったわけで、このリスクを回避するために複数の銘柄を組み込むファンドを選ぶのは利にかなっています。 さて、トヨタはどこまで上がるのでしょうか。二年前に三千円台だった株価は八千円を超えました。一万円説も出ています。「やがてGMを抜きトップになる」「日本企業初の二兆円の営業利益」など話題に事欠きませんが、少なくとも今の私たちが認識していることに関してはすでに織り込んでいます。さらに驚く戦略や躍進を見なければ一段高は難しいでしょう。株式市場は安定でなく成長を期待するからです。ポイントはディーゼルです。いすゞとの資本提携は国内でディーゼルを主流にしようという戦略があるからで、いすゞの持つ技術が狙いです。この分野で期待以上の成果を出すことが一万円の条件です。
【のび太】
2007年1月12日掲載