投資のヒント65 上がる商品市況

原油価格が年明け早々から百ドルを付けたのを始め、貴金属や穀物など、いわゆる商品市況が軒並み上昇しています。二つの大きな原因が指摘されています。まず、世界的な経済成長によって人口の多い新興国で、エネルギーや食料の需要が増えたこと。次に、カネ余り現象で投機マネーの投資対象が株や債券から、こういった現物へ流れてきたことです。これを受けて、証券会社は商品市況に連動させる投資信託の販売を始めています。組み入れ商品は、金、銀、銅、ガス、大豆、とうもろこし、小麦、コーヒー、綿、豚肉など実に多岐に渡っています。

みなさんが興味を持って、これらの投信を購入すると、そのお金は運用会社を通じて、シカゴ・マーカンタイル取引所に上場しているこれら各商品に投資されます。それによって価格をさらに上げることになり、それはメーカーの原材料価格の上昇となり、ガソリンや豆腐やラーメンの値段を上げるのです。【のび太】平成20年1月11日掲載