投資のヒント69 虫のよい外国人期待

米のスティール・パートナーがブルドック・ソース株を買った時、東京高裁は乱用的買収者と決めつけました。株価が下落するたびに「外人が売っている

」「魅力的な市場を創造すべき」と言いつつ、実際に外人が日本企業を大量に買い、大株主として登場すると、やれハゲタカだ、乗っ取りだと激しく抵抗し、買収防衛策を発動、司法もそれを支援するのです。
会社を守りたい気持ちは分かりますが、いつでも誰でも株を買って下さい、これが上場です。ブルドックのオーナーが外人になっても、ソースを提供し続ければ消費者には何も不都合はありません。仮に味が落ちて売上が減少したら一番損をするのは買収者です。さらに、ソースの製造技術が海外へ流出しても国益を損なう事態にはなりません。世間は結構冷めていることを知るべきです。
市場で売っているものを正当な価格で買ったら怒られる。それでもスティールはアデランスやサッポロなど日本株を買い続けています。理由は一つ、安いから。 【のび太】
平成20年3月14日掲載