投資のヒント80 レーザー・レーサー2

前号で、東証一部上場のゴールドウィンについて、スピード社の水着の国内ライセンスを保有しているがゆえ注目され、株価も高騰したことを書きました。 その後を報告しておきましょう。  北島康介選手が11日月曜日午前中の百メートル平泳ぎで、世界新記録での金メダルが確定、やった、おめでとう!さて株価も一段高か、と思いきや、その直後12時半から始まった東京市場で、ゴールドウインの株価は何とストップ安に。オリンピック前よりさらに安い値段まで下がりました。
株とは難しく、また面白いものです。いわゆる材料出尽くしによる株安で、もともと業績不振だった会社が、水着の話題性で注目されたものの、結果が出てしまえばそれまで、というわけです。  スピード社の水着が今後、どれほど売れるのか不確かで、仮に爆発的にヒットしても業績を回復させるだけの力はない。市場はそう読んだのです。人々が一斉に注目し、市場が賑わっているときは、株価は高値にあり、売り時である良い例になってしまいました 【のび太】平成20年8月22日掲載