投資のヒント83 バフェット氏動く

米国の著名な投資家ウォーレン・バフェット氏は、今回はいくら儲けるのでしょうか。
全米一位の証券会社と電機から金融まで網羅する世界企業GEへ大量の資金を投入しました。彼は今が底値だと判断したのでしょうか。
本来千円の価値があるものが五百円で買えるとしたら、それはバーゲンです。もし、それが将来さらに下がり、四百円になったとしても、五百円が割安であることに変わりありません。そして、いずれ本来の価値へ戻ってきます。誰も底値では買えません。問題はその値段がどれほど割安かです。バフェット氏は、二つの企業の経営に関与するつもりは全くなく、異常に安くなった値段は正常に戻るという歴史的な事実に基づいて投資を実行したに過ぎないのです。今が底か、ではなく、今の値段は安過ぎる、という判断です。
金融危機が落ち着いたときに、世界の市場は一斉に正常値へ戻ります。そのとき最も安心して投資できる国はどこか。アジアです。日本、そして中国です。 【のび太】
平成20年10月10日掲載