投資のヒント183 自民公約の中身

日本株の上昇が続いています。衆議院選挙に向けた自民党の政権公約にマーケットにとって垂涎の政策をズラリと並べ、安倍さんが「次元の違う政策」とぶち上げれば株価は上がらない方がおかしい。いや、この程度で終わらずに日経平均一万円は通過点だとの強気派も出てくる、それほどの中身です。

まず「国土強靭化基本法」。古き自民党による公共投資の大復活にしか聞こえませんが、これで建設・道路株が暴騰しています。次に、日銀法を改正してまで大胆な金融緩和を公約することで金融株が上昇。さらに、政府による外債購入計画で為替が円安になり輸出関連株が上がっています。

公約の行間をよく眺めると、法人税の減税、公的資金で株、債券、土地(リート)を大規模に買うことをほのめかしてもいます。

本当にそこまでやっていいの?と率直に思いますが、「できることしか書かない」と言い切っている以上、投資家は持たざるリスクを感じて買っています。【のび太】平成24年12月14日掲載