投資のヒント193 第三の矢

金融緩和と財政出動に次ぐ成長戦略(第三の矢)が見えてきました。一つ一つについて評価するまでもなく間違いなく効果はあります。

もちろん全ての政策には負の側面が付いています。円安には円安のデメリットがあり、財政出動もデフレ脱却も将来に心配の種を残します。消費増税、規制緩和、TPP参加、原発促進。いずれも清濁併せ呑む政策です。それを実行する政治の覚悟が海外から絶大な評価を得ているのです。

日本企業は、幾度となく円高局面を切り抜け、バブル崩壊にめげず、隣国の理不尽な仕打ちに耐え、三年間の民主党暗黒時代を生き抜いてきた強者だけが生き残っているのです。ゴキブリのごとく強力な生存力を持つ企業群です。競争力や技術力はバリバリに健在です。

そんな強者揃いの日本経済に”第三の矢”なる追い風が吹き始めたらどうなるか。相次ぐ企業決算の上方修正が良く物語っています。株価上昇はその先取り。この程度では終わりません。【のび太】平成25年5月24日掲載