株式コラム217 交際費の損金算入

いよいよ法人税の減税へ動き出します。減税分はそのまま企業利益の増加です。同時にスタートした改正が、交際費の損金算入です。中小企業は算入額が増額され、大企業はこれまで一切認めていなかったものが50%を損金として算入できるようになりました。

恩恵を受けるのは利益を出している企業です。赤字会社は法人税を払っていませんから、圧倒的な数の中小企業に恩恵がない、という指摘があります。しかし、税金払うくらいなら使ってしまえと、高級車を購入したり、飲み代やゴルフ代に使い、その結果が赤字という会社も少なくありません。それはそれで景気に貢献し大変に結構なことです。

一方、資本金一億円以上の会社の数は全体の2%程度でも税収は70%にもなり、今回の改正で恩恵は大です。大企業の接待が復活すれば、経済効果は絶大です。ネオン街に人が戻り、タクシーが忙しくなる。消費が増える。消費税も増える。プラス効果の方が遥かに大きく、当然株価にも影響します。 平成26年5月23日 のび太