株式コラム228 黒田バズーカ砲

黒田日銀総裁にしてみれば、就任時の約束を一歩も譲らず遂行しているだけ、という認識でしょう。しかし、十月三○日発表の金融緩和措置は市場に黒田バズーカ砲と評されるほどのインパクトがありました。

米国が金融緩和を終了させると宣言し、株式市場が世界的に警戒モードに突入していたこのタイミング。さらに、年金基金が国債を売ることを発表する数時間前というタイミング。絶妙でした。株価は暴騰するわけです。

そして大切なのは、日銀の政策発表だけで株が上昇したのではなく、こんな世界情勢にあっても日本企業が競争力を維持しているから株価がドカンと上がるのです。そもそも、経済力のない国は緩和すらできません。強い地盤の上にお金をばら撒くから効くのであって、日本株はバブルではありません。余計な心配は無用です。

とにかく物価上昇率2%実現までは決して手を緩めないことがはっきりしたのです。投資家も経営者も、そのつもりで戦略を立てる必要があります。 平成26年11月14日【のび太】