株式コラム234 日米の底力

世界中でデフレ懸念が出ており金融緩和の動きなのに、アメリカだけは経済好調で、いつ金利を引き上げるかを議論しています。7年前のリーマンショック直後、他国がモタモタする中で大胆な緩和をスタートし、今まで継続させた。その効果です。多くの問題を抱えながらも、この国の底力には恐れ入ります。政策の決定も大胆で早い。

日本は、小泉政権の末期、忘れもしない与謝野大臣が緩和策を終わらせ、アベノミクスで7年ぶりに再開させるまで、自民党の短命政権と民主党時代にほとんど大きな政策変更は行っていません。

技術やサービスの質の高さからして、日本の景気回復にこんなに時間がかかることが不思議なのです。ようやく大企業の業績が浮上してきました。もちろん為替差益のおかげです。しかし、日本企業も底力があるからこそ円安になればあっと言う間に最高益が続出するのです。でなければ為替だけでこんな好決算は出ません。これを単発で終わらせないため、いよいよ本質的な改革の始まりです。【のび太】