株式コラム・242 老人移住計画

東京には老人の介護施設が不足しているので、余裕のある地方へ移住してもらう、という提言が出ました。名付けて「東京圏高齢化危機回避戦略」。過去にもあったようですが今回は力が入っています。実現したら凄い政策です。

誰がどこへ行くのか、それを誰が決めるのか。国が主導して、本人の意向と無関係に機械的に分別してしまうのか。野党から「現代版姥捨て山」と酷評され、そんな人権無視なことはできっこないと言われても、今の政権ならやってのけるかもしれない、そう思いませんか。

立ち塞がる壁を突破するためにはこれくらい大胆な政策が必要です。誰も傷付かないやり方で、今の国難を乗り切ることが無理なのです。老いも若きも、富裕層も貧困層も、それぞれ立場に応じた負担が強制される。海外投資家は、安倍政権ならそれを断行できると見直し始めているようです。

ひょっとすると私たち日本人がアベノミクスの大胆さ、つまり残酷さをまだ過小評価しているのかもしれません。【のび太】