株式コラム・243 郵政の上場

郵政が民営化され秋口にいよいよ上場です。これでかつての三公社五現業と言われた国営会社は全て独立行政法人か民営化され上場しました。さらに今後、例えば刑務所、火葬場など、全ての公的事業が民営化、あるいは民間資本導入の対象となるかもしれません。これは第三の矢の本質的な政策です。

民営化を進め、マイナンバー制が施行されたら、国はあらゆる事業リスクを民間に持たせ、利益から漏れなく税金を集めることができます。全ての民営化は結局、全て国有化されたようなものです。国営企業の赤字は税金流出ですが、民間にすれば赤字でも税金が徴収できます。

企業だけでなく国有地もどんどん売却されています。病院の土地建物をリート(不動産投資信託)へ売却する案も出ています。土地が民間保有になれば固定資産税という賃料が発生する。会社で利益を出せば法人税、個人所得からは所得税、買い物すれば消費税、子供に贈与したら贈与税、死んだら相続税。脱税したら重加算税。国は賢いですね。 【のび太】