大晦日の夜、今年初めての試みで歩行者天国となった東京渋谷のスクランブル交差点には六万七千人が集まり、カウントダウンを楽しみました。大いに盛り上がり、大勢の外国人旅行者も集まったようです。

一方で、お寺で除夜の鐘を鳴らし、精進料理で静かに新年を迎える外国人。登山をして初日の出を拝む外国人。温泉宿で紅白歌合戦を見る外国人。

驚いたのは、東京王子で毎年、顔に狐のメイクをして近くの稲荷神社を参拝する風習があるのですが、ここに外国人観光客が三千人も参加したというのです。日本人にとってもマイナーな行事だと思いますが、SNSによる口コミの凄さに驚きます。

何より感じるのは、世界中でテロが相次ぎ、人が集まる場所には怖くて近づけない世の中で、安全に暮らせる幸せです。これは宝です。

訪日外国人を二倍にする目標は達成可能です。特別なものを用意するのではなく、民泊のルール整備など滞在しやすい環境を整えればいいのです。【のび太】