株式コラム・278 トランプ就任演説

一月二十日の米国大統領の就任演説。新聞各紙に掲載された全文を読んでつくづく思ったのは、アメリカはこれほど傷ついていたのか。アメリカ人はこれほど自信を失っていたのか、でした。一部の支配層だけが政府から恩恵を受け、国民が忘れさられ、ないがしろにされ、その代償を負担してきた。中間層の富ははぎ取られた。

良い教育がなくなり、母と子が貧困に陥り、工場は閉鎖され、犯罪、ギャング、薬物がまん延し多くが命を落としている。何十年も米国を犠牲にして外国の産業や軍隊を助けてきた。国内のインフラは荒廃した。

国民を生活保護から抜け出させる。仕事を作る。国を再建する。そのための原則は二つ。米国製品を買い、米国人を雇用すべし。

これ本当に株価が史上最高値、世界最強の経済大国のことですか。

就任時の支持率4割は史上最低。しかし4割がこの演説に拍手を送っているのです。表面だけでは分からないトランプ「隠れ支持層」の意味が理解できました。日本人はまだ幸せです。【のび太】