株式コラム・282 人生百年時代

一月のダボス会議「どう生きる人生百年時代」という分科会でのこと。先進国で2007年以降に生まれた半数は百歳まで生きるという時代を迎え、国や企業はどう対処すべきかが議論されました。

退職年齢を上げることが話題になったさい、イギリスの教授がこんな表現を使い警告を発しました。

「退職年齢を引き上げた場合、平均寿命より十年早く亡くなった人は最悪の場合、亡くなるまで働き続けなければなりません」

それに対しカナダの政治家が「そういう不平等の問題が生じる」と受けました。

彼らの考えは、死ぬまで仕事をすることは最悪で不平等で、少しでも早くリタイアできた人生が成功のようです。

イギリスで上流階級とは仕事などする必要のない人たちを指します。彼らにとって労働は働かないと食えない人たちがやること。

日本には、働くとは傍(はた)を楽にすることで死ぬまで仕事ができることは幸せだという考え方があります。私たちは高齢化時代をどこよりも上手に切り抜けると気付きました。【のび太】