今回の衆院選結果についていろいろな分析がありますが、日経平均が連騰し二十年ぶりの高値を更新している最中の選挙で、与党が負けるはずなかったのです。企業の好業績によって株式市場が上昇を続け、失業率は実質的にゼロの国でもし政権交代が起きたら、世界中から日本人はいったい何が不服なのかと不思議がられたでしょう。

選挙中は与党批判が飛び交いましたが、攻撃の的は安倍一強や憲法改正が中心で経済政策には触れていません。アベノミクスを批判するには、金利を上げて円高にして、日銀は一切市場へ介入をせず、お友達を優遇するといけないから特区を止めて、TPPも止めて、農業改革は米作を保護するために止めて、その方が景気はさらに良くなり、給与は上がり、財政赤字は縮小することを筋道立てて説明しなければいけないわけで、それは無理でしょう。

どんな政策も清濁併せ持ちます。一強政権だって悪いばかりでない。悪い部分だけチョイスして批判をし、リセットせよなんてゲームじゃあるまいし、できませんよ。【のび太】