株式コラム・488 米、K字型経済
2025年12月26日
役所の閉鎖で遅れていた各種指標の発表が再開され、アメリカの順調な経済成長が確認されます。
関税の影響が思うほど大きくなかったようです。これは輸出側が値段を下げたことと、輸入する米企業も関税分を自社で負担したからだと解説されています。
その中で懸念されているのは、最近よく聞く言葉、K字型回復です。上向きと下向きの格差が広がることを指します。
上向き企業はAI投資を進めて生産性を上げることでより稼ぐ。米国企業の設備投資の7割がAI導入になっています。
どちら側の企業で働くかによって個人の差も広がります。上向き層は高所得のうえに株高で資産は急激に増加している。下向き層はその恩恵がないまま物価高で出費が重い。
トランプ政権は利下げを要求しています。下げると住宅ローンの返済などメリットもありますが、株高とインフレが進み、設備投資が増え、個人も法人もK字格差がさらに広がりそうです。マクロ経済指標は上も下も含めた合計値の前年比だと再認識してください。【のび太】