野畑証券

ホーム株式コラム

株式コラムStock Column

株式コラム・486 AI産業の裾野

株式コラム・486 AI産業の裾野

 昭和の株式市場を経験した投資家にとって半導体銘柄には裏切られっぱなしの印象しかありません。好景気で半導体需要が増える、メーカーは一斉に設備投資に走る、生産が始まったときは景気がピークアウトする、動き出した機械は止められず供給過多で値段はガタ落ち、赤字に転落、というパターンを何度見てきたことか。

 当時の半導体はスマホや家電や自動車向けがメインでしたから景気が減退すればたちまち需要は落ち込んだのです。

 しかし今回は違う。と、誰もが信じています。AI(人口知能)の普及でデーターセンターが世界中でどんどん建設されているからです。

 ここで使われるのは処理能力や耐久性が最上位品質の半導体で、作っている代表各がエヌビディア(設計)と台湾TSMC(製造)です。

 もちろん日本の技術抜きには成り立ちませんが、儲かるのは一部の独占企業が中心ですから、データーセンターが増えてもそれ自体は産業としての裾野は狭い。AI先進国の米国では極端に富の偏在が進みました。【のび太】

PAGE
TOP