株式コラム・498 インフレ期の株価
2026年05月29日
日経225銘柄の一株当たり利益が3000円を超えてきたのはそれだけ企業業績が好調なのです。インフレ期は何もしなくても名目GDPは物価上昇分が増えます。それ以上に企業利益は増えます。
なぜなら日経平均採用レベルの企業は価格の主導権を持っており、物価上昇を超える価格転嫁ができます。原材料などの仕入単価も上がりますが、過去に安く仕入れたものを使えるから売上原価はすぐには上がりません。
もちろん経費全般も増えますが、借入金利はまだまだ低いし、デフレ期に固定費削減に努めた。中でも石油系の原材料を使うメーカーは、過去の安い仕入れを使って、販売価格を大幅に上げるので足元の業績が急回復したかのように見えるのです。
日経平均6万円は利益の20倍です。安くはない。しかしインフレが続く限り増収増益も続き、一株利益は上がる。私たちは6万円を高いとイメージしますが、株価は毎年、物価上昇分プラスαは上がるものだと思ってください。デフレから頭の切り替えが必要です。【のび太】